卸売 時代拵え一作物☆江戸時代 延宝頃☆新刀最上作にして大業物☆津田越前守助廣(丸津田)☆地肌と刃紋が見応えな長脇差し50.0センチ

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刀剣の価値を損なう刃切れ、鍛え割れ、ふくれ、しなえ等がありましたら必ず明記します。
詳細画像の右側が若干赤く見えているのは、照明によるハレーションです。
刀身の真偽については現在の保存刀剣審査などが付随していないものは保証出来るものではありません。
登録証は確認済です。
時代拵えの頭は黒檀?縁は高彫金彩仕立ての龍図柄、目貫は金彩仕立ての釈図柄。
鍔は金銀銅仕立て鉄地丸形風景図柄、鞘は若干アタリの少ない黒石目仕立て。
初代助広は大阪住助廣、壮年期より摂州住藤原助廣とし越前守の位を給わり越前守助廣と切銘し、
二代は初代を師とし津田を名乗り、越前を給わり切銘を角津田、壮年期より近衛流切り丸津田と称しています。
新刀西の大横綱と称され最上作の評価を与えられた伝 津田越前守助廣による長脇差しです。
裏年期延宝二年から、約348年前の作刀になります。
助廣は寛永14年に摂州打出村生まれ、通称を甚之丞といい、
初代そぼろ助広の門に学び明暦元年二代目を継承し、作風は初期には石堂風の丁字乱れを継いで互の目乱れ、
さらに濤瀾乱れという独自の刃紋を創始するに至り一世を風靡しています。
この新作風は当時の大阪新刀はもとより新々刀期の諸工にまで強く影響をあたえ、
今なお彼の名を新刀西の大横綱として不動の地位を築いています。今回の書体から丸津田と呼ばれています。
是非お手持ちの一振りに加えて下さい。

※発送は佐川急便着払いでお願いします。

【種 別】 脇差 登録 大分県 13644号 昭和38年4月24日交付。
【刃 長】 50.0m 【反 り】 1.6cm
【目釘穴】 1個
【元 幅】 28.5mm 【元 重】 5.3mm
【先 幅】 22.6mm 【先 重】 4.3mm
【銘 文】 (表) 津田越前守助廣 (裏) 延宝二年八月日。
【ハバキ】 銀被せ化粧ハバキ。
【白 鞘】 約 全長: 70.0cm、 柄長約: 15.5cm

重さ:(電子量り)鞘を払って約640グラム。
刀身のみの重量約414グラムです。
私の分かる範囲で誠意を持ってお答えさせて頂きます。

【体 配】 鎬造り、庵棟、身幅、重ね共に尋常。
【地 肌】 杢目肌よく練れて美しく詰み、、地沸微塵に厚く付き細かな地景入る。
【刃 紋】 互の目乱刃に、小沸に砂流し掛り、匂口締まり刃明るく冴える。
【鋩 子】 金筋幾重にも走り掃き掛けて返る。
【中 茎】 うぶ。(約14.5センチ)(目釘穴位置 刃区より約5.0センチ)

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